ネットワークメディア

同軸ケーブル

中心に銅の銅線があり、周囲に絶縁体と細い銅または金で作られた保護シールドで覆い、ジャケットで覆った形状のケーブル。10BASE5、10BASE2の2種類の規格がある。

10BASE5は10Mbpsの伝送速度を持つIEEE802.3で標準化された規格。

10BASE2は10Mbpsの伝送速度を持つIEEE802.3aで標準化された規格。

1000BASE-CXは1GbpsのGビットイーサネットの規格。

ツイストペアケーブル

2本ずつの銅線がより合わせられたケーブル。ストレートケーブルとクロスケーブルがあり、T568AとT568Bの規格がある。

カテゴリ用途最大通信速度
1、2電話線低速
310BASE-T10Mbps
4トークンリング16Mbps
5100BASE-TX100Mbps
5e1000BASE-T1000Mbps
61000BASE-TX1000Mbps
6A10G BASE-T10 Gbps
710G BASE-T10 Gbps

10BASE-Tは通信速度10Mbps、最長伝送距離100m、IEEE802.3iで標準化された規格。

100BASE-TXは通信速度100Mbps、最長伝送距離100m、IEEE802.3uで標準化された規格。

1000BASE-Tは通信速度1Gbps、最長伝送距離100m、IEEE802.3abで標準化された規格。

1000BASE-TXは通信速度500Mbps、最長伝送距離100m、TIA/EIA-854で標準化された規格。

1000BASE-Tは通信速度10Gbps、最長伝送距離100m、IEEE802.3anで標準化された規格。

ロールオーバーケーブル

コンソールケーブルとも呼ばれ、ルーターやスイッチとPCを接続して、設定を行う場合に使用する。

ループバックケーブル

ループバックプラグとも呼ばれ、出力用の信号ピンと入力用の信号ピンが内部で接続されている。ポートの正常性を確認できる。

光ファイバーケーブル

大容量のデジタルデータ信号を高速に長距離伝送できるケーブル。マルチモード光ファイバー、シングルモード光ファイバーの2タイプある。

シリアル転送方式

1本の信号線で、データを1ビットずつ順番に転送する方式。

パラレル転送方式

複数の信号線を用いて、データを1度に複数ビット転送する方式。

無線LAN

無線でデータ通信を行うLAN。IEEE802.11で標準化されている。AP(アクセスポイント)と無線LANクライアントで構成される。

インフラストラクチャモード

APとクライアントが1対nの構成。

アドホックモード

各機器が1対1の構成

CSMA/CA方式

送信前に他に送信していないか、自身宛のデータが送信されていないかをチェックし、衝突の心配がない場合にデータの送信を行う方式。

IEEE最大伝送速度周波数帯互換性
802.11a54Mbps5GHzなし
802.11b11Mbps2.4GHzなし
802.11g54Mbps2.4GHz802.11b
802.11n600Mbps2.4GHz/5GHz802.11a/b/g
SSID

APとクライアントを識別するID。最大32文字までの英数字で設定できる。

ビーコン

SSIDや周波数、伝送速度などの情報が含まれている制御信号。

プローブ

クライアントが接続可能なAPを探すために出す信号。

オープン認証

全てのクライアントの認証を許可する方式

シェアード認証

事前にWEPキーを設定し、認証を行う方式。

Bluetooth

電波を使ったシリアル方式インターフェース。2.4GHz電波で数百メートルまでの距離で通信可能。


セキュリティエンジニア向け〜セキュリティ資格取得への道〜をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。